特検「セウォル号事故1カ月後にブラックリスト作成、朴大統領が指示」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.21 11:17
いわゆる「文化・芸術人ブラックリスト」はセウォル号沈没事故発生の約1カ月後に朴槿恵(パク・クネ)大統領の指示で作られ始めたと、朴英洙(パク・ヨンス)特別検査チームが暫定結論を出した。特検チームが請求した金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長(79)と趙允旋(チョ・ユンソン)文化体育観光部長官(51)に対する逮捕状にこうした内容が記載されたことが確認された。
匿名を求めた特検チームの関係者は「金元室長と趙長官の逮捕状請求書に『文化芸術家政府支援排除名簿(ブラックリスト)は2014年5月の朴大統領の指示に基づく』という趣旨が書かれている」と話した。セウォル号惨事(2014年4月16日)に関連する文化芸術家の活動を抑制し、反政府世論を遮断するための目的でブラックリストが作成され始めたというのが捜査チームの判断だ。